ダイビング

ダイビングで綺麗な水中写真を撮影するコツ

ダイビングやシュノーケリングで折角綺麗な海の景色を写真に残そう!と思い、カメラのハウジングを買って、いざ撮影してみたものの…

あれれ、なんだか青っぽい写真になっちゃって、全然眼に見えている綺麗さが伝わらない…

なんていう経験はありませんか?

そう、水中写真って普通に撮っても全然綺麗な景色がそのまま伝えられないんです!

水中では赤や黄色の光が少なくなってしまっているのですが、実は人間の目はとても優秀でこれを自動で赤や黄色の光を補って綺麗な海の世界を見せてくれているのです。

ではでは、そんな水中写真を綺麗に写せる方法ってないのでしょうか?

高い器材を使わないと無理なんじゃ?と思われるかもしれませんね。

まぁ実際高い器材を使わないと撮れない写真もあるのが事実ですが、それでも普通のカメラでも少しのコツを掴んだり、+αの器材を足すだけでぐっと水中写真を見栄え良くすることが出来ます。

なので今日は水中写真がなぜ綺麗に写らないのか、そして今あるカメラで少しでも綺麗に写すコツを紹介していきます。

なぜ水中写真は綺麗に撮れないのか?

水中写真の敵「青かぶり」の話

皆さんはこれまで水中写真を撮ろうとしたことってありますか?

沖縄やハワイの海で、シュノーケリングをしたらとても綺麗な海に感動!

よし、この綺麗な景色を写真に収めるぞ!!

と思い、簡易の防水プロテクターをつけたカメラで写真を撮ってみると…

あれっ?

目に見えてる景色はすごーく綺麗なのに写真にすると全体的に青〜緑っぽくなって綺麗さが全然伝わりません。

エイミー
エイミー
水中写真を撮る人の中では常識なのですが、この現象を「青かぶり」と言います。

水中では当たり前ですが被写体と自分との間に水があります。

そしてこの距離が離れていれば離れているほど、「青かぶり」現象が強く出てしまいます。

例えば遠くに見えた魚を拡大して撮りたい!と思ったとしても、水中では超すばらしい望遠レンズはあまり意味がありません。

自分と被写体の距離が遠ければ遠いほど青かぶりをしてしまい綺麗に写らないし、自分も被写体も水中では動くのでブレやすくなってしまいます。

水中は自分が思ってるより暗い

もう一つ、水中は自分が思ってるより暗いことが多いです。

人間の眼は本当に優秀で暗い場所に入ったとしても瞳孔が勝手に明るさを調整してくれるため、実際に暗さの違いに気付かないことも多いのです。

ダイビングをしている場合は特に、10m、20mの水中は自分の体感よりも暗いです。

暗い中で写真撮影をしようとすると、カメラをオートモードにしている場合はシャッタースピード(シャッターを押して、カメラが光を取り入れる時間)を長くして写真を明るくしようとするのですが、シャッタースピードが長くなるとブレやすくなります。(夜景モードみたいな感じです)

おまけに、水中にいると被写体の魚が動くことは勿論、イソギンチャクなんかも波に揺られて動くし、何なら自分もふらふらと動いています。

エイミー
エイミー
何も考えずに撮ると、手ブレしまくります。

私の水中写真に関する話

あ、ところでいきなり水中写真の撮り方教えるよ!とか言われても、そもそもお前はどんな写真撮ってるんや!と言われそうなので一応ここで私の水中写真愛について書きます。

私は21歳の時にスキューバダイビングを始めて、8年くらいの間に350本くらい潜りました。

ダイビングを始めた当初から水中写真を撮るのが楽しくなって、ずっと写真撮ってました。

↑でお見せしたのはダイビング&水中写真を始めた頃の写真なんですけど、今はだいぶ水中写真器材に課金したということもありますが、そこそこ綺麗な水中写真を撮ってます。

最近はあまり潜ってないですが、8年で350本くらい水中写真を撮りながら潜ってきたし、一応水中一眼レフも使ってます。

なので別にプロではないんですが、一応私が「綺麗な水中写真の撮り方」について語ることはそれなりに説得力があるのではと思うのです。

水中写真撮影の5つのコツ

というわけで、ここからは水中写真撮影のコツをお伝えします。

はっきり言って写真は高いカメラを使えばそれなりに綺麗な写真が撮れるので、コンパクトデジカメやiPhoneだと限界はありますが、それでもちょっとしたコツで綺麗になるポイントをお伝えします。

とにかく被写体に寄る

まず、水中写真で一番大事なことは「被写体に寄ること」です。

「水中写真で一番大事なのは寄り!」

1に寄り、2に寄り、3、4が次のストロボで、5も寄りです!

最初に書いた通り、水中写真は自分と被写体の距離が遠ければ遠いほど青かぶりして、目に見えているような色味も綺麗に出ないし、なんだか暗い写真になります。

さらに、被写体に寄れば寄るほど、次で説明するストロボの光が当たりやすくなり、魚達本来の綺麗な色味が出やすくなります。

例えばこの写真に写っているのはキンギョハナダイという魚です。

手前のは少しぶれてしまっていますが、奥にいる黄色っぽい魚に比べて綺麗な色味が出ていると思いませんか??

とにかく水中は撮りたいものに寄ります。これが基本です。

ストロボ(フラッシュ)を使う

もう一つ、水中写真で寄りと同じくらいに大事なことはストロボ(フラッシュ)を使うことです。

えっ暗くなくてもフラッシュ使うの??

と思われるかもしれませんが、はい、基本使ってください。

というのも水中写真はとにかく「青かぶり」と戦います。

この青かぶり、水中では赤や黄色の光が少なくなってしまっていることが原因なので、「フラッシュで赤や黄色の光を補う」んです。

出来るだけ被写体に寄って、ストロボ光を当ててあげるとだいぶ「青かぶり」状態から抜け出せます。

広範囲は移せませんが、ストロボが綺麗に当たった部分に関しては、目で見た景色と同じかそれ以上に切り取れると思います。

ホワイトバランスは「曇り」もしくは水中モードで

水中写真はストロボで赤や黄色の色味を補うと良い、と書きましたが、色味に関してもう1つのポイントは「ホワイトバランス」を調整することです。

ホワイトバランスとは?

撮影したいものに晴天時の太陽光が当たっているのか、電球の光が当たっているのか、などによって被写体の色味は微妙に変わります。

人間の眼はどのような光の条件下であっても、「白いもの」は「白い」と認識出来るのですが、カメラでも「白いものが白く写る」ように補正してあげる機能のことです。

参考:OLYMPUS – ホワイトバランスってなんだろう?

水中でのホワイトバランスは「曇り」が一番青かぶりを緩和してくれます。

また、カメラによっては「水中モード」が用意されているものもあるので、水中モードにするとホワイトバランスは自然に水中で最も適切になるように調整されます。

画像編集ソフトの補正を活用する

次に、水中写真を少しでも見栄えをあげたいのであれば「画像編集ソフト」を使います。

そんなんインチキじゃないか!と言っても、仕方ありません。

画像編集ソフトの王道、Photoshopであれば「自動カラー補正」「自動トーン補正」をするだけでも少し印象が変わります。

Before
After

まぁまだ決して綺麗な写真にはなりませんが、After写真の方が青かぶり度が少し減ります。

ただ、水中写真はこの「トーン補正」をしようとすればするほど、レンズに映り込んでいる水中の小さなゴミなどが目立って来てしまいます。

そして何より画像は編集すればするほど劣化しますし、画像編集でごまかせるのは限界があるのも事実です…。

ちなみにもしLightroomユーザーの方であれば、「色かぶり補正」という項目でだいぶ青かぶりが軽減出来ます。

綺麗な景色は諦める

最後に一つ、水中写真は諦めが大事です。

えぇっそれがコツ??と言われるかもしれません。

数十万かけて水中写真器材を購入する気があるなら別ですが、コンパクトデジカメに数万円のハウジング(防水プロテクターのこと)をつけただけだと、撮影出来る範囲には限りがあります。

「弘法筆を選ばず」みたいな言葉がありますが、水中写真に関しては「筆を選ばなければ弘法にはなれず」です。

ざっくり言うと「水中写真で綺麗な写真が撮れるのはストロボが当たる範囲だけ」だと思ってください。

綺麗な珊瑚礁や、カラフルな魚がいる景色を写したい!と思っても、普通のカメラじゃ無理です。

↑のような写真は、広角レンズ(広範囲が写せるレンズのことで、望遠レンズの逆)を使って、出来るだけ被写体に近寄り、広範囲にストロボが当たるようにして撮ります。

一眼レフ+広角レンズ+防水プロテクター+外付けストロボ2個

とかで最低でも数十万くらいの課金が必要です。

というわけで、「折角ダイビングするから水中写真も撮りたいな!」くらいの気持ちで手を出すのはおすすめしません。

綺麗な珊瑚礁や魚の雰囲気を写真で伝えたい場合は、実はシュノーケリングの方が良かったりします。

浅瀬のシュノーケリングは太陽光がまだまだ効果を発揮してくれるので、数十メートルの深さで撮影するダイビングよりも海の珊瑚礁の綺麗さを伝えられますね^^

綺麗な水中写真を撮影するための器材について

色々と水中写真のコツを書いてきましたが、はっきり言って高いカメラを使えば使うほど、綺麗な写真は撮れます。

とは言え、いきなり数十万もするようなカメラ器材を揃えることは現実的ではないと思いますし、今ある器材でなんとか上手く撮れないかな?という方のために少しアドバイスします。

写真をワンランク上げる器材はストロボとアーム

水中写真をワンランク上げたい場合、買い足すべきは迷わずストロボとアームです。

勿論、防水のストロボで、こういうやつです。

カメラから2本、カニのようにストロボが伸びてるのが分かりますか?

これが私のカメラとストロボです。(これは私のカメラの倍くらいの値段しそうなカメラを持った人に撮って貰った写真)

今の水中カメラ器材にもうひと味つけたい、という場合にはストロボを付けましょう。

このストロボをカメラの上にちょこんと乗っけてあげるだけでも、光量が断然増えるのでだいぶ写真が変わります。

そしてもう一息いけるのであればこのストロボを少しカメラから離した状態で設置してあげるために、アームを買います。

こんな形を目指します。

水中で被写体に光を当てる際には、正面からもろに当てると水中のゴミが浮いてしまったり、一カ所に光りが当たりすぎて白飛びしやすくなります。

アームを使ってサイドから光を当てることで、綺麗な色味が出しやすいです。

上のようなアームを作るには、

↑のこれと、

↑こんな感じを買えば、取り付けイメージのようになります。

ストロボは白フィルターと赤色が大事

よく見ると、カメラの水中用ハウジングはフラッシュ光の出るところにこんな白い板のようなものがついています。

この白い板がとても大事です。

これがあることで光がふわり、と綺麗に被写体に当たるようにしてくれます。

これがついていることでストロボからの光が柔らかく飛散するので、一カ所に光が当たってしまうことによる白飛びが防げます。

もう一点、またしても私の画像で恐縮ですが、このストロボ白フィルターの中に目玉のように赤色がついているのが分かりますか?

何度も述べるように、水中写真は青かぶりと戦います。

その時にストロボ光で赤系の光を補ってあげることで綺麗な色味が出るので、赤色フィルターをしてあげることでより綺麗な色味が出せるんです。

通常のカメラ内蔵のストロボだけだとこの赤フィルターの選択肢はありませんが、ちょっと良い外付けストロボを買うと赤フィルターが付属していると思うので、是非使ってみてくださいね。

水中写真用カメラ&器材のおすすめを詳しく!

さて、ここら辺でこれから水中写真器材を買いたいと思っている人向けにおすすめのカメラとか選び方なんかを書こうかとも思ったのですが、ちょっとこの1ページに収めるにはかなりのボリュームなので、次の記事で紹介しています。

主にコンパクトデジカメ〜ミラーレスのおすすめ器材の選び方を紹介ています!

それでは皆さん、素敵な写真が撮れることを祈ってます(*´艸`)

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