一生に一度くらい綺麗なオーロラを見てみたい!と考えた時、あなたはどこに行こうと思いますか?
カナダ、アラスカ、アイスランド、ノルウェー…などなどオーロラが観測出来る国は沢山ありますが、私は数年前にフィンランドでオーロラを見に行ってきました(*´艸`)

私がフィンランドを選んだ理由は、オーロラ以外にも行ってみたい場所が沢山あったことが主な理由でした。
今日はそんなフィンランドでオーロラを見る魅力とおすすめポイント、そして逆にフィンランドオーロラのデメリットも含めて解説していきますね。
Contents
フィンランドでオーロラを見られる場所とシーズン
フィンランドでオーロラが見られるのは、「ラップランド地方」と呼ばれる北極圏に入る都市です。

南はロヴァニエミから、サーリセルカ、イナリというのが主にオーロラ観測の有名都市になります。
イナリはツアーなどに組み込まれていることはほとんどなく、他2都市に比べるとマイナーですが湖畔の静かな街でオーロラ観測にはすばらしい場所と言われています。
この3都市の中ではロヴァニエミを訪れる人が最も多く、サンタクロース村などの観光地もある人気の都市です。
ロヴァニエミは中心部から直接オーロラを見るというのは難しいですが、オーロラ観測のためのバスが毎日運行されているので、これに乗って光の少ないオーロラ観測に適した場所に移動してオーロラ待ちをする…という形になります。
時期についてはオーロラは実は一年中見ることが出来ます。
ただ、夜の時間が長いという点で冬(11月〜4月くらい)がオーロラ観光のピークになっています。
夏のメリットは冬に比べれば気温が高いので、夜オーロラを見るために粘りやすい…といった点もありますが、後述するリゾートホテル、カクシラウッタネンのガラスイグルーは夏の時期は泊まれないので注意が必要です。
フィンランドでオーロラを見るのがおすすめな理由
オーロラが見られる地域の中で日本から一番近くアクセスしやすい
実はフィンランドは「日本から一番近いヨーロッパの国」と言われています。
フィンランドって遥か北にあるイメージですが、実はヨーロッパの中でも東に位置していて、直行便を使えばヘルシンキまで11時間ほどで行けるんです。
オーロラを見るためにはフィンランドの中でもサーリセルカもしくはロヴァニエミという都市に移動する必要があるので、ヘルシンキから乗り継ぎは必要になりますが、オーロラが見られる国の中ではかなりアクセスしやすい国の1つでしょう。
サンタクロース村などオーロラ以外のアクティビティが楽しい

私が今回オーロラを見るに当たってフィンランドを選んだのは、サンタクロース村や首都ヘルシンキでの雑貨巡り…などなど、オーロラ以外にも行ってみたい場所、やってみたいことが沢山あったからです。
実際今回9日間フィンランド旅行をして、サーリセルカ⇒ロヴァニエミ⇒ヘルシンキと回ったのですが、
- サーリセルカ⇒犬ぞりやスノーモービルなどのスノーアクティビティ
- ロヴァニエミ⇒サンタクロース村
- ヘルシンキ⇒マリメッコなどの雑貨お買い物、かもめ食堂、エストニアのタリンに日帰り
などなどそれぞれで色んな楽しみがありました。

北欧雑貨は可愛らしいものが多くて女の子は楽しめる人も多いと思いますが、私の一押しは「カウニステ」というファブリック&雑貨店。
個人的にはマリメッコよりもデザインが好きなので、日本でもいつか売ってくれないかなぁ…。
カナダやアラスカよりカラフルなオーロラが見られやすい
オーロラといえばグリーンに輝くイメージが強いですが、北欧のオーロラはピンク色が混ざっていたりとカラフルなオーロラが見られやすいと言われています。

と言っても、いつもこのようなカラフルなオーロラが見られるわけではなく、私がフィンランドに行った時に見られたオーロラはグリーン一色でしたけどね(^_^;

ただ、私がオーロラを見た前後の日にはピンクのオーロラが見えたんですよ!という話も聞いたので、見られる確率は高そうです^^
リゾートホテル、カクシラウッタネンがある
オーロラを見るといえば外で寒い中何時間も待ってやっと見られる…というイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
フィンランドにはオーロラを見るためのリゾートホテルがあり、そのガラスドーム型の部屋ではベッドに寝転んでオーロラを見ることが出来るんです!

私がフィンランドでオーロラを見に行こう!と決めた理由の1つも、このホテルに泊まってみたかったからです。
こんなリゾートホテルに泊まりながらオーロラが見られるのはフィンランドだけなんです。
こちらのホテル「カクシラウッタネン」については実際に泊まった経験を元にこちらでレビューしています。
値段も高いし、色々と不便の多い宿ですが、一生に一度でも泊まってみれば素敵な思い出になるホテルであることは間違いないと思います^^
フィンランドでオーロラを見るデメリット
ここまでフィンランドオーロラのメリットを紹介してきましたが、実は結構デメリットもあります。
オーロラが見られる場所が首都ヘルシンキから遠い
フィンランドでオーロラが見られる場所は、ロヴァニエミ、サーリセルカが有名な2都市です。
更に北部のイナリという都市は、ツアーなどではなかなか行けずアクセスも前者2都市に比べると悪く不便ですが、湖と針葉樹に囲まれた静かな都市でオーロラ観測だけを目的にするには最高の場所です。
いずれも首都ヘルシンキからは離れていて、最もアクセスの良いロヴァニエミでも首都から国内線や寝台列車での移動が必要になります。
ロヴァニエミ↔サーリセルカは一日数本の長距離バスが走っていますが、ヘルシンキからであればサーリセルカは国内線での移動が一番でしょう。
首都とオーロラが見られる場所のアクセスという点でいえば、最も便利なのはアイスランドでしょう。
首都レイキャビクでもオーロラが観測出来る唯一の国です。
オーロラが見られる確率が実は低い
ここは重要なのですが、フィンランド含む北欧で綺麗なオーロラあ見られる可能性は実はそんなに高くないんです。
オーロラは自然現象ですから100%見れるということはもともとないのですが、その中でも北欧は曇りの率が高く、折角綺麗なオーロラが観測されても実際に私達の目には見えない…ということが多くあります。
実際私もフィンランド旅行の中で1日はオーロラ待ちをしてみたけど、ずっと分厚い雲で覆われていてまったくオーロラが見えない…という日もありました。
オーロラだけを目的にするのであれば、カナダのイエローナイフやアラスカの方が晴天率が高く、オーロラが見られる確率はずっと高いんです。
北欧なので物価が高い
北欧の国全体に言えることですが、とにかく物価が高いです。
治安もよくて旅行者には嬉しい点も多いのですが、消費税も高いですし日本より物価は高めと思って行きましょう。
オーロラが見られるサーリセルカではスノーアクティビティなどを楽しむことも出来ますが、これも結構なお金がとんでいきます。
食事も高くて、ジャンクフードを除いたレストランなどで食事をすると夕食なら一人あたり3000〜5000円くらいがあっという間に飛びます…。
ヨーロッパで2番目に食べものが不味い国である
ヨーロッパで一番食べものが不味い国と言われているのはどこかご存じですか?
そう、イギリスですね。
では2番目は?
フィンランドなんです。
食べもの、正直微妙です。しかも前述のように物価が高いので、「こんなにお金出したのにこれか…」という事態に多々出会います。

なんていうか味付けがしょっぱすぎたりすっぱすぎたり、全然味がしなかったり…

トナカイ肉を食べたりするのですが、これも固かったり特段美味しいものではないかなというね。
フィンランドで食べて美味しいなと思えたのはサーリセルカで食べたサーモンスープくらいかな…

これだけは、まぁまぁ美味しかった(*´艸`)
フィンランド以外のオーロラが見られる場所について
ここまでフィンランドについて書いてきましたが、途中でもちょこちょこ触れているように勿論フィンランド以外にもオーロラの見られる場所というのはあります。
それなりの観測率でオーロラを見ることが出来て、実際に日本からそのスポットへのアクセスが可能な場所と考えると大きく分ければ北欧、カナダ、アラスカといったところでしょう。
フィンランド以外の場所には実際に行ったことがないのでここから先は私がフィンランド行きを決める前などに自分なりに調べたことですが、オーロラだけを目的にするのならカナダ・アラスカの方が晴天率が高く、オーロラが見られる可能性は北欧よりも高くなります。
北欧でオーロラを見る人はオーロラも見たいけど、その国の他の観光も楽しみたいという人が多いように思います。
オーロラは自然現象なので必ず見られるか分からないけど、他の観光地も楽しめればそれでいいから!という人ですね。
うーんでもオーロラ自体の観測率はカナダやアラスカの方が高いので、とても悩みどころですね…。
北欧でオーロラを見る場合はどの国もそれぞれ観光地がありますし、他の国との周遊も可能なので、自分が行ってみたい国と併せてプランを作るのが良いかと思います!
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